「裏切りの世界史」書影

裏切りの世界史 背信こそ勝利への近道!

祝田秀全編著(イワタ シュウゼン)

新書判 208ページ

2013年05月10日発売

価格 838円(税込)

ISBN 978-4-408-10999-2

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時代のターニングポイントといわれるような事件や戦乱!

歴史が大きく動くときに、その裏側には謀略、裏切り、秘密工作、情報操作といったさまざまな陰謀が存在してきた。思いもよらない歴史の側面にこそ、真実が潜んでいるのかもしれない。

第1章 古代の陰謀
アレクサンドロス大王の死は“毒の娘”による暗殺だった!?
カエサルを死の淵へと追いやった身内への愛!!
ローマの大火は皇帝ネロの仕業? その忌まわしい放火疑惑!?
皇太子の呪術による皇帝暗殺計画「巫蠱の乱」。真相は側近の狡猾な陰謀!? ほか

第2章 中世の陰謀
ローマ教皇レオ3世がカール大帝に帝位を授けた裏事情
フランス国王によるローマ教皇拉致監禁事件の真相
テンプル騎士団を壊滅に追い込んだフランス国王の悪計
エドワード5世失踪! 王位を奪った叔父リチャード3世の陰謀の真実
唐を築いた太宗・李世民による凄惨な兄弟殺し玄武門の変 ほか

第3章 近世の陰謀
サン・バルテルミの虐殺! 死者5万人の大虐殺事件と「黒衣の王妃」の思惑
元スコットランド女王メアリのイングランド王位簒奪計画
エカチェリーナ2世が夫に対してクーデター! ドイツ出身の女帝の底知れぬ野心 ほか

第4章 近代の陰謀
マリー・アントワネットの首飾り詐欺事件の黒幕は誰か?
ナポレオンの遺体から毒物が…英雄の死の裏側
リンカーンの「奴隷解放宣言」は戦争に勝つための高等戦術
切り裂きジャック事件真犯人につきまとうイギリス王室の影 ほか

第5章 現代の陰謀
タイタニック号沈没後に降って湧いた保険金詐欺疑惑
サラエボ事件の黒幕、皇太子暗殺犯を操った狂信的政治結社
ナチスの自作自演、ドイツ国会議事堂放火事件 ほか