空を制するオバマの国家戦略 中国、日本を手玉に取る巨大軍事産業
小河正義著(オゴウ マサヨシ)
国谷省吾著(クニヤ ショウゴ)
四六判上製 256ページ
2013年01月31日発売
価格 1,870円(税込)
ISBN 978-4-408-10977-0
在庫なし
尖閣危機の裏にある驚愕の新事実
最近、中国は海からだけではなく、空からも日本の尖閣諸島に侵入してきています。日本と中国の関係は日々、緊張が高まっています。実は、こうした事態を裏で演出している人物がいます。それが、何とアメリカ大統領のオバマ氏です。アメリカ経済を立て直すには、巨大産業の軍需企業を盛り立てなければならないのです。軍需産業が儲かる、それが今のアメリカにとって喫緊の課題なのです。尖閣諸島に衝突があれば、アメリカのオスプレイは活躍し、世界中から発注が飛び込み、軍需産業は儲かるわけです。これは中東戦争、古くは真珠湾攻撃のケースでも繰り返されてきたと著者は指摘します。今、中国はボーイング社のB787発注キャンセルを外交カードにアメリカに対抗しようとしています。ドイツのメルケル首相にはエアバスを大量発注し、オスプレイの対抗機種の開発、技術の導入を狙っています。ここでは、私たちの知らない、激烈な外交が繰り広げられています。本書はこうした実態を明らかにするとともに、日本、アメリカ、そして中国の行方を占います。