病気の原因は「眠り」にあった 心身がよみがえる熟睡のヒント
宮崎総一郎著(ミヤザキ ソウイチロウ)
四六判 224ページ
2012年11月30日発売
価格 1,540円(税込)
ISBN 978-4-408-10963-3
在庫なし
それでもあなたは睡眠をおろそかにしますか?
健康と言うと、食事と運動に気をつけている人がほとんどだろう。しかし、食事や運動と同様に日々行なっている行為にもかかわらず、眠ることに関しては、あまりにもおろそかにされすぎているのではないか。私たち人間は、一生のうちの約3分の1は眠っている。人生を80年とすると、26~27年間は眠っている計算になるのである。それなのに眠ることに関しては、「眠くなったから寝る」「夜になったから眠る」といった感覚の人がほとんどで、またいくら体が眠いと訴えても、カフェイン入りの栄養ドリンクなどを飲み、仕事や遊びを理由に睡眠時間を削ってしまっているのではないだろうか。そのような行動がどんなに自身の健康を脅かしているかも知らずに……。
従来の睡眠に関する書籍では「快適な睡眠」をテーマにした健康本がほとんどだが、本書は本来、休息状況である眠りが万病の元になっていることを警告する。眠りとさまざまな病気の関係、生活習慣病や心の問題まで踏み込み、健康を取り戻す質のよい眠りの方法を紹介する。
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