「官僚利権」書影

官僚利権 国民には知らされない霞が関の裏帳簿

北沢栄(キタザワ サカエ)

B6判 240ページ

2010年05月20日発売

価格 1,100円(税込)

ISBN 978-4-408-10849-0

在庫なし

オンライン書店で購入する

官僚が守るべきは自分たちの利権だけ!

民主党政権による事業仕分けは、官僚の無駄遣いや各省庁ごとの天下り先の実態が明らかになり、国民の関心も高まったことでいえば成功といえるだろう。しかし、明らかにされた官僚の天下りファミリー企業や特別会計の巨額資金が流れ込む、独立行政法人や公益法人などは氷山の一角であり、それは官僚にとって単なるガス抜きでしかない。本書では先進国では類を見ない日本特有の会計制度である特別会計こそが官僚のムダ遣いの根本原因であると言及し、その仕組みと問題点を図解を交えて解説する。また空港利用税やたばこ税やガソリン税といった特定財源の利権や都市開発機構などの独立行政法人・公益法人の実態を事例をあげて紹介。さらに民主党が財源確保のために血眼になって探している霞が関埋蔵金の行方も明らかにする。