なぜ、江戸の庶民は時間に正確だったのか? 時代考証でみる江戸モノ65の謎
山田順子著(ヤマダ ジュンコ)
新書判 212ページ
2008年02月20日発売
価格 838円(税込)
ISBN 978-4-408-10729-5
在庫なし
時代劇では描ききれない“真実”の江戸!
一概に江戸時代といっても、約二百六十年の治世の中では、文化も街並みも様変わりしている。家の造りやちょん髷ひとつでも、江戸時代前期と後期では違う。しかし私たちが時代劇で観る江戸は、いつも同じ。果たして本当の江戸とはどのようなものだったのか? 時代考証家である著者が「たった一人の将軍様のお食事に二百人」「お辞儀だけで48のパターンがあった武士の作法」といった“面白雑学”から、「ねずみ小僧は盗んだ千両箱を担げたか?」「江戸時代の鍋料理に白菜が入っているウソ」といった時代劇の検証まで、やさしく解き明かす。将軍の一日、大奥の真実、武士のしきたり、庶民の暮らしぶりなど、時代劇の見方が変わります!