がん難民にさせるものか 抗がん剤治療の最前線から
平岩正樹著(ヒライワ マサキ)
四六判 252ページ
2006年05月22日発売
価格 1,650円(税込)
ISBN 978-4-408-10666-3
在庫なし
日本の現在のがん医療は様々な深刻な問題を抱えている。とくに抗がん剤の使用に関しては、国の規制によりがんじがらめとなっているのが現状だ。いきおい、そのことが“がん難民”を生む原因ともなっている。そんな中で、著者は抗がん剤治療の第一人者として長年、献身的に携わってきた。がんに立ち向かう患者たちとのユーモアと涙をまじえてのやりとりを通して、“あきらめない医療”の現場を熱く語るとともに、問題点に鋭く迫る。
<本書の構成>
■序 章 がん難民たち
■第1章 日本の「がん治療」最前線
■第2章 発言する患者たち
■第3章 現代がん治療の問題点
■第4章 がん難民にさせるものか