「エプソン「挑戦」と「共生」の遺伝子」書影

エプソン「挑戦」と「共生」の遺伝子 いかに成長し、世界へ向かったか

加藤良平(カトウ リョウヘイ)

四六判上製 208ページ

2004年07月10日発売

価格 1,650円(税込)

ISBN 978-4-408-10598-7

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東海道新幹線開通やカラーテレビ普及の大きな原動力となり、その後の高度経済成長の幕開けともなった、1964年の東京オリンピック。これはエプソンにとっても、大きな飛躍のきっかけだった。世界初のクオーツ技術を用いた計時システムを受注するとともに、計時結果を自動印刷する装置を実用化したのである。前者はクオーツ腕時計へ、後者は小型プリンタへとつながっていく。本書は多くの人が語るエピソードを元にその足跡を追い、1985年にセイコーエプソンとなって現在も発展を続けるその会社の遺伝子や企業文化を浮き彫りにしたものである。