「脳の病気」を予防する
丹羽幸一著(ニワ コウイチ)
A5判 248ページ
2002年07月31日発売
価格 1,760円(税込)
ISBN 978-4-408-10507-9
在庫なし
このごろ、杖を突きながらリハビリをしている比較的若いひとをみかける。生活習慣病などからくる「脳梗塞」の後遺症だ。「脳の病気」のうち脳卒中(脳出血、くも膜下出血、脳梗塞)の死亡率は、がん、心臓病についで死亡率第3位。怖い病気なのである。しかも痴呆や心の病気も脳に起因する。――いつ襲ってくるかわからない「脳の病気」――早く発見し、早く治療し、あるいは予防をする。できればそれにこしたことはない。早期発見が、鍵を握る。そしてMRIやMRAなどを駆使した脳ドックは、かなりの精度で異常をみつける。そんな早期発見の全国優良82脳ドックのデータを初公開し、脳医療の最前線を予防法を含めてレポートする。