紡 vol.10
実業之日本社編(ジツギョウノニホンシャ )
A5判 288ページ
2013年11月05日発売
価格 838円(税込)
ISBN 978-4-408-03155-2
在庫なし
物語にふるえる 季刊小説誌
■年4回刊行へとリニューアル後、4つめの季節「冬」をむかえた今号より、待望の連載エッセイが始まりました。三浦しをん「ぐるぐる博物館」です。「博物館は私にとって、胸躍るテーマパーク」と語るしをんさんが日本各地の個性的な博物館を訪ね、その魅力を紹介するという贅沢な企画です。展示品への愛と敬意にあふれるしをんさんのレポート、くれぐれもお読み逃しなく!
■小誌初登場の彩瀬まるさん、深沢潮さん、期待の新鋭お二人には「ふるさと」をテーマに、それぞれの作風の持ち味を存分に活かした短編をご寄稿いただきました。じっくりとご堪能ください。
■松本かつぢという画家をご存知でしょうか。「少女の友」誌で中原淳一と人気を二分するなど、戦前戦後を通して活躍した彼が若き日に発表した幻の漫画『?のクローバー』を、小誌で初復刻しました。伊吹有喜さんの連載「彼方の友へ」と、ほぼ同時代の作品です。お楽しみいただければ幸いです。
■10月中旬にご自身初のエッセイ集『はじめからその話をすればよかった』(小社刊)を上梓された宮下奈都さんに、新刊によせたエッセイをご寄稿いただきました。本書が誕生するまでの背景や、ご自身の「エッセイ観」も語られる美しい文章、必読です。
【新連載】
●ルポエッセイ 三浦しをん「ぐるぐる博物館」
【読み切り短編企画「ふるさとを想う」】
●彩瀬まる「モッコウバラのワンピース」
●深沢潮「ここではない」
【好評連載&シリーズ】
●朝倉かすみ「地図と年表」
●彩坂美月「向日葵を手折る」
●伊吹有喜「彼方の友へ」
●越智月子「花の命は短くて……」
●瀧羽麻子「クローバー」
●畑野智美「OLは、電車の中」
●水生大海「ランチ合コン探偵 そこに愛はあるのかい?」
【エッセイ】
●エッセイ 小社新刊によせて
宮下奈都「今ここにしかない光景」
●巻頭エッセイ「はじめての物語」(4) 椰月美智子「栄光と挫折」
●連載エッセイ 華恵「きょう、何食べた?」
【復刻特集】
●幻の漫画を復刻! 松本かつぢ「?(なぞ)のクローバー」
●復刻によせて――作品解説 夏目房之介