船の航行にはどんなルールが⁉ 航路・旅客船の不思議と謎
風来堂編者(フウライドウ )
新書判 192ページ
2018年11月02日発売
価格 1,078円(税込)
ISBN 978-4-408-00919-3
在庫あり
追い越し禁止、右側通航…海上の交通ルールは車より複雑!?
船舶の航行にまつわる基礎知識から面白雑学まで、
日本の海を巡る航路と旅客船のさまざまな秘密を読み解く!
【目次より】
■第1章 航路・旅客船の基礎知識
限られた海域で海流を正確に読む! 航路設定と測位で運航効率アップ
港での着岸から外洋航行まで ハイテク機器が船員をアシスト!
大型船は幅700mを通過厳守 衝突を回避する海の交通ルール
安全な出入港を守るための工夫 浮標を頼りに浅瀬を避ける!
■第2章 オンリーワンのオドロキ航路
年2便から始まった秘島・青ヶ島航路の苦難史
九州本土と7つの孤島を結ぶ 住民の生活に不可欠のトカラ列島の村営船
海上ルートの遍路道があった 高知・横浪半島をジグザグにつなぐ市営船
選挙の際には投票箱も運ぶ 孤島・飛島の生活を担う1日1便
■第3章 施設・設備がすごすぎる船舶
愛犬部屋もドッグランも完備 充実設備の長距離フェリー(商船三井フェリー)
国内初の完全個室型を実現 「まるでホテル」な豪華フェリー(四国開発フェリー)
クレーン上陸中は船上も要注意 断崖絶壁に囲まれた孤島・大東島の至芸
1日140便の 時間運航! 世界屈指の本数を誇る桜島フェリー
■第4章 歴史ある客船・航路の謎
150年間にわたる努力の結晶 1000kmもの小笠原航路の時短挑戦史!
戦火をくぐり抜けて新時代へ 柳原良平も愛した人気船「橘丸」
列車を船に積みこみ対岸へ! 今はなき鉄道連絡船
明治維新直後に早くも開設 国内最長の沖縄航路の百数十年をたどる
■第5章 国境越えの衝撃航路
日本&ロシアのさいはてを繋ぐ 戦前ルーツのサハリン航路
鳥取から凍てついたウラジオストクへ 韓国も経由する絶景航路
バックパッカーをアジアへ運んだ 復活が望まれる台湾国際航路
■第6章 航路・旅客船おもしろ雑学
引退後に異国で復活することも 大型旅客船の「その後」あれこれ
今やかなりのレアシーンとなった 進水式の「シャンパン割り」セレモニー
船の名前はどうやって決まる? ひらがなや「丸」が多い理由