料理と味でひもとく史実の新説!! 奇説!? 食”で謎解き 日本の歴史”
造事務所編(ゾウジムショ )
全書判 192ページ
2016年09月28日発売
価格 880円(税込)
ISBN 978-4-408-00890-5
品切
料理と食材が暴く、日本史の知られざる裏側!
源平合戦の勝敗を分けたのは、
「動物性たんぱく」摂取量の差だった……!?
食材と料理の価値観や位置づけは時代ごとに異なり、
時には歴史的事件に影響をおよぼすこともある。
本書はそうした「食」を切り口にして、
日本史のさまざまな事象を検証・読み解く。
学校の授業で習った歴史が違った角度から浮き彫りになり、
なじみの「あの食べもの」から、真実が見えてくる!
■パート1 意外なイメージ? 「歴史人物」の好物あれこれ
●いかつい顔して、スイーツ男子!? 近藤勇は意外にも甘党だった
●バナナは信長?ラーメンは水戸黄門?日本でアレを初めて食べた有名人
●京都生まれの美食家・北大路魯山人。大好物はタブーなはずの「ぶぶ漬け」!
●日本一の兵と呼ばれる前、真田幸村は九度山で焼酎を飲んだくれていた?
●紫式部の執筆活動を支えたのは、貴族に忌み嫌われた「あの魚」だった!
●米からつくられる「餅」を好んで食べ、「酒」はいっさい飲まなかった毛利元就
■パート2 歴史を変えるカギとなった料理と食文化
●その歴史は神話の時代から!忘れられた「塩の道」の秘密
●庶民が立ち上がった正長の徳政一揆。酒屋が襲われたのは儲けすぎたから?
●公家が50年間つけた日記からわかる、戦国時代の焼酎とおつまみ
●キリシタン大名・高山右近が、小田原で主催した「牛肉パーティー」
●将軍の好物「ショウガ」禁止が命取り。きまじめすぎた老中・水野忠邦
●魚は腐っていなかった?味オンチな信長が招いた本能寺の変
■パート3 なじみの食材が、日本史を翻弄する!
米/砂糖/コンブ/酒/味噌/醤油/肉/鮭/牛乳
■パート4 食にまつわるおもしろ歴史話
●史上最凶の裏切り者・小早川秀秋は、呪いではなく「アル中」で死んだ!?
●暗君の代表格!? 北条氏政の「汁かけ飯」よりひどい「麦飯」の逸話
●「由井正雪の乱」のせいで、スイカが流行するのに百年かかった
●「土用の丑」を考えたのは、平賀源内ではなかった!?
●賄賂政治家・田沼意次は、醤油、カツオ節、天ぷらで私腹を肥やした?
●東郷平八郎の無茶振りから生まれた肉じゃが。海軍のビタミン不足を解消!