車窓から見える東京いまむかし 都バスの不思議と謎
風来堂編(フウライドウ )
新書判 200ページ
2016年04月28日発売
価格 935円(税込)
ISBN 978-4-408-00887-5
在庫あり
お台場イベント輸送の「国展」系統には
DJ都バスが登場する?
東京を縦横無尽に走る都バスに乗れば、街の表情や変遷が浮き彫りにされる。車窓から街を再発見、さらに「目からウロコ」面白雑学も伝える一冊!
■第1章 乗りたい! 降りたい! 都バスおもしろ路線・バス停の不思議
●ジェットコースターより短い最短路線、全長31キロ超の最長路線
●210円より割安な系統の理由は? 無料で乗れる路線が!?
●1年5ヵ月で消えた短命系統
●東京23区なのに都バスが走っていない区がある?
●バス停にのみ残る地名の謎
●「出入」系統など、乗りたくても乗れないレア系統
■第2章 庶民の街を縦横無尽!? 下町をゆく都バス系統の不思議
●上58…谷根千の中心部を抜ける、江戸の歴史を感じる
●学01…最高学府東大へのアクセス
●都08…スカイツリーを仰ぎ見て走る
●亀21…江東区の元・川だった狭い路地をゆく
●里22…戦前から走る、かつての江戸の外周をぐるりたどる
●東43…行き先表示通り、終点は荒川土手のすぐ下
●王40甲…都バス屈指のドル箱路線
●学02…早稲田大学の通学用「学バス」
●S-01…メタリック車両が運行する下町観光路線
■第3章 車窓に見える未知なる東京! 都心をめぐる都バス系統の不思議
●田87…かつて「1」を名乗った名門系統
●渋66…渋谷へ裏口からアプローチする
●早81…かつて「原宿ホコ天」を迂回して走っていた系統
●都03…観光バスさながらの経由地ながら成績最下位
●波01出入…都バスで唯一、レインボーブリッジを渡る
●直行01…八潮のマンモス団地の輸送にフル回転
●品99…入国管理所行き、都バスで一番国際色が豊かな系統
●市01…築地市場買い出し客向け、水濡れ対応のビニール座席
●梅70…青梅へ向かう多摩地区振興に貢献した長距離路線
■第4章 系統の変遷から学ぶ 都バスの歴史の不思議
●関東大震災後、都バス運行初期に導入された「円太郎バス」とは?
●空襲に遭った後、残っていた都バス路線はどれだけあった?
●都電とトロリーバスが消えた理由とは?
●地下鉄の開業により、都バスの路線も変化?
●「都市新バス」はどうしてなくなってしまった?
■第5章 なるほど!とうなづける 謎多き都バスの車両と施設
●戦時中・戦後に走った「木炭バス」「親子バス」「トレーラーバス」とは?
●車両のデザインは都知事の意向が反映されていた?
●ノンステップバス、ハイブリッドバス
●ロケーションシステムなど進化しているバス停
●ゆるキャラ「みんくる」誕生前に存在したキャラクターとは?
■知っていると自慢できる!? 都バスの意外な設備の謎
●ラッピングバスのお値段は1台おいくら?
●方向幕・LED表示の進化
●バスの車体番号・系統番号の原則とは?
●仕組みが異なる青梅支所のバス車両