気まぐれ列車で行こう　瀬戸内・四国スローにお遍路

種村直樹著（タネムラ ナオキ）

レイルウェイ・ライターとして鉄道と汽車旅をテーマに活躍する著者が、時刻表をはなれて気ままな旅を、と東京・日本橋をスタート。気心の知れた仲間と鉄道、バス、巡航船など、さまざまな“鈍行”の乗り物を使い、各地の風物・味覚・郵便貯金を楽しみながら延べ400日。ぶらりぶらぶら太平洋岸を北上して北海道をまわり、日本海沿いを西へ、九州から南西諸島を一巡して、ついに瀬戸内・四国に突入。本書は下関を“発車”して大小の瀬戸内の島々を踏破、ぐるり四国をめぐって淡路島までの旅日記。こんなふうにのんびりゆっくり、マイペースのシンプルな旅をしてみたい！