週刊漫画サンデー2011年9月20日号

実業之日本社　（ジツギョウノニホンシャ ）

大人のエンターテインメント・コミック誌

【巻頭カラー】
『任侠学園』(渡辺保裕/ 今野敏)
下町のヤクザ・阿岐本組ナンバーツーの日村誠司は、経営難の私立高校を理事となって立て直すこととなる。が、校内の荒廃ぶりはひどく、まずは掃除をすることからテコ入れは始まった。しだいに掃除を手伝ってくれる生徒も現われるが、その中のひとりが渋谷のクラブで何者かに連れ去られてしまう…。

【背徳のリーガル・ロマン!!】
『江戸バルザック』(かわすみひろし)
人気漫画家の広川は、ガンで余命半年と宣告されたうえ、それが妻・響子と不倫関係にある主治医の意図的な見落としによるものだったと知ってしまう。広川を亡き者にし、遺産を手に入れようと画策する響子。そうはさせまいと弁護士・エドに相談する広川。欲望と憎しみにまみれ、夫婦の熾烈な戦いは続く。

【ほろ酔いコメディ！】
『お酒の神様に乾杯!!』(高倉あつこ)
ノンアルコールビールの開発に挑む、ビール会社新商品開発チーム・リーダー深見沢は、試飲アンケートで上々の結果は出したものの、納得がいかない。気分転換にと繰り出したビアガーデンで杯を重ねるうちに、自分たちが目指すことが「心底好きな商品を作っているか」どうかということに気づいて…。

プロサッカー選手を夢見る子供たちに、夢と絶望を与える仕事を描いた『ユースコーチの憂鬱』、仕事と子育ての狭間で悩むシングルマザーの頑張り具合が伝わる『またまたなんちゃって駅弁』など、心にズシンとくる作品が目白押し。『静かなるドン』『監察医　朝顔』『トリガー』『お天気ガール』『女神たちの二重奏』『蒼太の包丁』『商社マンは今日も踊る』『まんぷくB級グルメ旅』の絶好調連載陣に加え、「47都道府県おもしろマル秘報告」や「美熟女のお戯れ」などコラムも充実です!!