「週刊小説2000年4/14号」書影

週刊小説2000年4/14号

実業之日本社 (ジツギョウノニホンシャ )

A5判

2000年03月24日発売

価格 503円(税込)

雑誌コード 20234-0414-00

在庫なし

本好きのための小説&文芸情報誌

特集は「東京読み歩き」――散歩気分で街めぐり――。
小説やエッセイなどに描かれた東京の街を、作品の舞台となった情景を訪ね歩くことで、再発見する。江戸川乱歩や横溝正史、中井英夫、大沢在昌、宮部みゆきなどの古今のミステリー作品の舞台となった場所を追いかけたり、明治から平成までの名文家の手になるエッセイで文庫本で読める作品を紹介する文学散歩ガイド。ほかにのんびりと古書店めぐりをする楽しみを説いた唐沢俊一のエッセイ。タウン情報誌の変遷と面白さをまとめた東京マガジンレビューなど。
読み切り短編は実力派の新進作家がずらり。ミステリーが三編、雨宮町子の「一三七二」、山田宗樹の「バニティ・プレイ」、島村匠「お燃えあがり」。原宏一のユーモア小説「頑固閉店」、石月正広の時代官能「食む」。連載小説は、柴田よしき「淑女の休日」、斎藤栄「殺人花回廊」、童門冬二「葉隠の名将鍋島直茂」の三本。話題の新刊情報がいっぱい詰まって、読みごたえたっぷりです。