「週刊小説2000年3/10号」書影

週刊小説2000年3/10号

実業之日本社 (ジツギョウノニホンシャ )

A5判

2000年02月25日発売

価格 503円(税込)

雑誌コード 20234-0310-00

在庫なし

本好きのための小説&文芸情報誌

特集は「作家とインターネット どうなる?電脳文芸時代」。急速に発達したインターネットと、作家がどう関わっていくのか、将来の小説のスタイルや、本の形態がどう変わっていくのかを考える。昨秋、作家による小説の直販が主な目的のサイト「e-NEVELS」が誕生するなど、積極的なアプローチをする作家が輩出している。その現状を紹介し、将来像を考察する。まずは、作家の太田忠司、鈴木輝一郎、貫井徳郎による「私のインターネット活用法」を紹介。十年後の電脳時代を予見する鐸木能光と菅谷充のバーチャル対談。評論家千街晶之・末國善己による電脳作品ガイド。著名作家のホームページの一覧もある。
短編では西村京太郎の猟奇殺人ミステリー「十七年の空白」後編。読み切りは、南原幹雄の時代ロマン「媚薬」、清水義範のパスティーシュ「ケータイ星人」、北森鴻のミステリー「親不孝通りディテクティブ」、塚本青史の中国時代小説「曹姫」。童門冬二、斎藤栄、柴田よしきの連載長編小説も好評。