「週刊小説2001年1/12+26号」書影

週刊小説2001年1/12+26号

実業之日本社 (ジツギョウノニホンシャ )

A5判

2000年12月22日発売

特別価格 524円(税込)

雑誌コード 20234-0126-01

在庫なし

本好きのための小説&文芸情報誌

今号は32ページ増の合併特大号です。特集は「冒険小説 21世紀への船出」。巻頭には、鈴木光司(作家)VS白石康次郎(海洋冒険家)の新春対談。自らヨットを操り、将来は太平洋を横断したいという文壇きっての海の男と、史上最年少ヨット単独無寄港世界一周を達成した若き冒険家が、海を舞台とした冒険について熱く語り合う。
ショートエッセイには、大沢在昌、川又千秋、小峯隆生、高嶋哲夫、福井晴敏、松岡圭祐、夢枕獏の七氏が「わが心に残る冒険譚」を綴る。冒険小説ガイドは、文芸評論家吉野仁が日本の冒険小説の系譜をたどり、数々の傑作を紹介する「信念をかけた男たちの闘い」。
読み切り短編は、津本陽「鉄砲無頼記」、三好徹「宿命の対決」、村松友視「猫やなぎ」、高橋義夫「海賊・ばはん九十九」、小杉健治「偽りの日々」、中津文彦「河鹿の里の殺人」、伴野朗「管鮑の交り」、野沢尚「マーシィ・オブ・サムライ」の八本。新連載長編推理として、斎藤栄の二階堂警視シリーズ「天獄と地極楽」がスタート。ほかに長編には、清水義範の傑作ユーモア推理「やっとかめ探偵団と唐人お吉」と菊地秀行の学園スーパー伝奇アクション「ブルー・ランナー」がそれぞれ好評連載中だ。