「週刊小説2000年9/8号」書影

週刊小説2000年9/8号

実業之日本社 (ジツギョウノニホンシャ )

A5判

2000年08月25日発売

価格 503円(税込)

雑誌コード 20232-0908-00

在庫なし

本好きのための小説&文芸情報誌

特集は「頑張れ、オリンピック アスリート達の熱闘」。シドニー五輪に出場する日本代表選手へのエールを贈ると同時に、スポーツを読むことの面白さを伝える。応援エッセイは阿川佐和子、阿部牧郎、泉麻人、久和ひとみ、貫井徳郎、森絵都がそれぞれに思い入れの深いアスリートについて熱弁。また新宮正春のドキュメンタリー「奮闘! 日の丸を背負ったプロ野球」は、新公式種目の野球に、松坂大輔や中村紀洋らプロ選手が加わる顛末をレポート。特別インタビューとして直木賞作家海老沢泰久が「スポーツを書く思い切り」を語る。スポーツスピリットを感じさせる本のガイドもあって、読みごたえ十分。
 読み切り短編は、常盤新平のノスタルジック・ラブストーリー「打ち水」、清水義範のパスティーシュノベル「ニュース・ヴァリュー」、勝目梓のハードロマン「蚊取線香」、太田忠司の探偵ものミステリー「封印された夏」、池井戸潤の銀行内幕ミステリー「仇敵」。西村京太郎、森村誠一、童門冬二、柴田よしきの連載長編も好評だ。