ライダースクラブ2024年11月号
実業之日本社編(ジツギョウノニホンシャ )
スポーツライディングを楽しむライダーのバイク誌
■巻頭特集 こだわるべきは「型」より「走り」、ライディングフォームの新セオリー
多くのライダーは、ライテクの基本を「力を抜くこと」と教えられてきました。
しかし、元GPライダーの青木宣篤さんは、「常に力は入れ続けることが大事」と説きます。
見た目の型にとらわれるのではなく、ハンドル操作や下半身のホールドでバイクを思い通りに走らせるための、入力できる型こそが正しいライディングフォームと言えるのです。
青木さんが提唱する新しいライディングフォーム論をご紹介します。
■中野真矢と平嶋夏海がベトスセラーの理由を探る
KAWASAKI Z900RS Yellow Ball Edition & ELIMINATOR PLAZA EDITION
2023年の小型二輪(251cc以上)の販売台数で、1位のZ900RSと3位のエリミネーター(二輪車新聞調べ)に、中野真矢さんと平嶋夏海さんがストリートで試乗。
高速道路、ワインディング、そして街乗りで2台の走りを検証し、なぜこの2台が多くのライダーに選ばれるのか、その理由を深掘りしました。
■「熟成」と「革新」、その真価を解き明かす
YAMAHA MT-09 SP/MT-09 Y-AMT
MT-09の直列3気筒エンジン「CP3」は、10年にわたる熟成によって完成度を高めてきました。
さらにシフト操作を自動化するATモードと、クラッチ操作を必要としないMTモードを備えた新機構「Y-AMT」を搭載したモデルも登場しました。
インプレッションは2部構成とし、前半はCP3エンジンの進化具合をMT-09 SPで検証。
後半では、スポーツライディングにも対応するというY-AMTの詳細をお届けします。
■R/C Racing Area
中須賀克行 全日本ロードレースJSB1000 通算100勝へのカウントダウン
昨シーズンまでの20年間で、JSB1000クラスV12を達成したヤマハファクトリーの中須賀克行選手。
勝利数は89勝(2024年第6戦終了時)を数え、順調にいけば来季には100勝への到達も見えてきます。
中須賀選手のキャリアと、レースに対しての考え方などに迫りました。