月刊J-novel2015年11月号
実業之日本社編(ジツギョウノニホンシャ )
A5判
2015年10月15日発売
価格 560円(税込)
雑誌コード 05103-1100-15
在庫なし
挑戦する文芸誌
今号の巻頭は、倉知淳氏「夜を見る猫」、新津きよみ氏「夫以外」と読み切りミステリー短編二作が競演です! 秋の夜長の読書にぜひ。
四つの人気連載が最終回。小説では、赤川次郎氏のユーモア・サスペンス「花嫁は時を旅する」、仁木英之氏の歴史青春小説「豪勇千臂」、西澤保彦氏の「腕貫探偵」シリーズ、エッセイでは、個性的な選書で知的興奮を呼び起こしつづけてくれた津村記久子さんの「枕元の本棚」です。最後までじっくりお楽しみください。
創作の背景や作品にこめた思いをご執筆いただくエッセイのコーナーには、発売中の小社新刊から『さくらだもん! 警視庁窓際捜査班』の加藤実秋氏と、『草雲雀』の葉室麟氏が登場! 堂場瞬一氏の『チームII』は、刊行を記念し、氏の「駅伝・マラソン小説」の魅力を紹介します!
充実の連載小説は、伊吹有喜氏の戦中青春小説「彼方の友へ」、大島真寿美氏が或る女の生涯を綴る「ツタよ、ツタ」、伽古屋圭市氏の大正ミステリー「からくり探偵・百栗柿三郎2」、小路幸也氏の喫茶店ミステリー「スローバラード」、田牧大和氏の時代小説「花簪職人四季覚」シリーズ、深町秋生氏の警察小説「死は望むところ」、森沢明夫氏のお仕事青春小説「たまちゃんのお使い便」、いずれも好調です!
エッセイは、新作映画の公開が待ち遠しい西川美和氏の「映画にまつわるXについて」、年齢をめぐるリレーエッセイ「AgeX」は島本理生氏、物語にまつわる“はじめて”をつづる「はじめての<物語>」は早見和真氏、自由なテーマでベスト3を語る「私の○○ベスト3」は岡部えつ氏、ふるさとへの思いを綴る「ホーム home」は本城雅人氏、気鋭の作家によるエッセイ「オン・ステージ」には阿川せんり氏が登場です。書評ページJ’s Book Bar(池上冬樹氏、友清哲氏、大矢博子氏、若草書店八木駅店 平田有子氏)と、今号も読み応えたっぷりです。