「月刊J-novel2015年9月号」書影

月刊J-novel2015年9月号

実業之日本社(ジツギョウノニホンシャ )

A5判

2015年08月17日発売

価格 560円(税込)

雑誌コード 05103-0900-15

在庫なし

挑戦する文芸誌

注目の新連載&新シリーズがスタートします!
新連載は、赤川次郎氏。大人気花嫁シリーズの最新作「花嫁は時を旅する」です! 東川篤哉氏の大ヒットミステリー「恋ケ窪」シリーズは、なんと2年ぶり! 今回の舞台は「文芸部」です。もうひとつの新シリーズは、『ロスト・ケア』『絶叫』とデビュー以来注目を集めている葉真中顕氏! 長編作とはひと味もふた味も異なる、ブラックユーモア・ミステリーです。表紙の「書き出しの一文」も葉真中氏です。

発売中の小社新刊から、『為吉 北町奉行所ものがたり』の宇江佐真理氏、『曽呂利! 秀吉を手玉に取った男』の谷津矢車氏、『スパイダー・ウェブ』椙本孝思氏に、創作の背景や作品にこめた思いをエッセイとしてご執筆いただいています。

充実の連載小説は、あさのあつこ氏の江戸深川職人物語「風を繍う」、伊吹有喜氏の戦中青春小説「彼方の友へ」、大島真寿美氏が或る女の生涯を綴る「ツタよ、ツタ」、小路幸也氏の喫茶店ミステリー「スローバラード」、仁木英之氏の歴史小説「豪勇千臂」、西村京太郎氏の長編トラベル・ミステリー「北陸新幹線殺人事件」、深町秋生氏の警察小説「死は望むところ」、森沢明夫氏のお仕事青春小説「たまちゃんのお使い便」、山本幸久氏のユーモア小説「天晴れアヒルバス」、いずれも好調です! 読み切り短編では、藍川京氏「女燃えの京都」、近藤史恵氏「女清掃人探偵」、中島要氏「御徒の女」の3シリーズです。

エッセイは、津村記久子氏の好評連載「枕元の本棚」、年齢をめぐるリレーエッセイ「AgeX」は青山文平氏、物語にまつわる“はじめて”をつづる「はじめての<物語>」は朱野帰子氏、自由なテーマでベスト3を語る「私の○○ベスト3」は友井羊氏、ふるさとへの思いを綴る「ホーム home」は飴村行氏、気鋭の作家によるエッセイ「オン・ステージ」には飛騨俊吾氏、藤井太洋氏が登場です。書評ページJ’s Book Bar(池上冬樹氏、友清哲氏、大矢博子氏、TSUTAYA寝屋川駅前店 中村真理子氏)と、今号も読み応えたっぷりです。