月刊J-novel2016年8月号
実業之日本社編(ジツギョウノニホンシャ )
A5判
2016年07月15日発売
価格 560円(税込)
雑誌コード 05103-0800-16
在庫なし
挑戦する文芸誌
連載小説3本が最終話を迎えました。大島真寿美氏が、琉球生まれの或る女の生涯を綴った「ツタよ、ツタ」は10月、田牧大和氏の時代小説「花簪職人四季覚」シリーズは11月、五十嵐貴久氏「ベスト・フレンズ・ウエディング」は2017年に、それぞれ単行本で刊行予定です。ご期待ください。
薬丸岳氏『ラストナイト』(連載時「檻から出た蝉」を改題)の刊行を記念し、インタビューを行いました。吉川英治文学新人賞受賞後第一作となる本書に込めた思いを、薬丸氏が力強く語ります。仁木英之氏には長編幕末青春活劇『三舟、奔る!』の創作背景エッセイをお書きいただきました。7月号の撮影現場レポートでお知らせした、夏にぴったりの爽やかなドラマ「水族館ガール」が絶賛放映中。6月末には、原作者・木宮条太郎氏の文庫書下ろし最新刊『水族館ガール3』が刊行となり、その創作背景エッセイをご寄稿いただいています。いずれも、どうぞお読み逃しなく!
充実の小説陣は、赤川次郎氏の花嫁シリーズ「綱わたりの花嫁」、阿川大樹氏の短編「赤い絵の具」、天祢涼氏のライト本格ミステリー「探偵ファミリーズ」、江上剛氏の金融ミステリー「銀行支店長、走る」、西條奈加氏の政界エンタテインメント「1.8 小町バトル」、柴田よしき氏の家族ドラマ「君がいた夏は」、西村京太郎氏のトラベルミステリー「札沼線の愛と死 新十津川町を行く」、馳星周氏のネイチャーサスペンス「神(カムイ)の涙」、藤田宜永氏のサスペンス「彼女の恐喝」、いずれも好調です。
年齢をめぐるリレーエッセイ「AgeX」には畠中恵氏、自由なテーマでベスト3を語る「私の〇〇ベスト3」には日野草氏、気鋭作家によるコラム「オンステージ」には神家正成氏が登場です。書評ページ「J’s Book Bar」コーナー、今回は、石井千湖、北上次郎、縄田一男、大矢博子の四氏が担当です。話題作、注目作選びにぜひお役立てください!