月刊J-novel2010年8月号
実業之日本社 (ジツギョウノニホンシャ )
A5判
2010年07月15日発売
価格 576円(税込)
雑誌コード 05103-0800-10
在庫なし
生まれたての物語をあなたに
今月は、江上剛氏待望の新連載「スクラム!」がスタート。電力会社の新人社員が遭遇するのは、仕事の壁なのか、それとも……友人の新聞記者との葛藤も読みどころです。特別企画は、誉田哲也氏の「ゲゲゲの女房」撮影現場訪問記。なぜ誉田さんがゲゲゲ?の理由も明かされます。単行本『いのちのラブレター』が発売される川渕圭一氏と、大島真寿美氏のエッセイも注目です。
読みきり短編は、瀧羽麻子氏の結婚小説「ウェディングベル」、東郷隆氏の時代小説「嫁取り功名」、山下貴光氏の連作短編「ガレキの下の青春」。大型連載・東野圭吾氏「白銀ジャック」はいよいよ大詰め。予測不能、息もつかせぬ物語が展開します。大好評連載は、二階堂黎人氏の本格推理小説「東尋坊マジック」、葉室麟氏の平安戦記エンターテイメント「刀伊入寇」、東山彰良氏のミステリー「ファミリー・レストラン」、福田和代氏の青春小説「ヒポクラテスのため息」、貫井徳郎氏のヒューマン・ミステリー「歩き続ける君へ」、香納諒一氏の社会派サスペンス「レミングの荒野」、今野敏氏の任侠シリーズ「任侠病院」、小路幸也氏の青春小説「coffee blues」、柄刀一氏の絵画修復士・御倉瞬介の推理「時の運送屋」、中村彰彦氏の歴史小説「真田三代風雲録」、西村京太郎氏のトラベル・ミステリー「十津川警部 赤と白のメロディ」、山本幸久氏の青春ユーモア小説「芸者でGO!」。
エッセイでは津村記久子氏「枕元の本棚」、北杜夫氏「マンボウ夢草紙」、佐藤和歌子氏の「駅をめぐる風」、出久根達郎氏の「今月号の旧刊誌」も快調です。新鋭作家が登場するエッセイ「オン・ステージ」(柚木麻子、木爾チレン両氏)、書評ページJ’s Book Bar(千街晶之、北上次郎、香山二三郎、旭屋書店名古屋ラシック店 山崎蓮代各氏)など読み応えたっぷりです。