月刊J-novel2003年6月号

実業之日本社　（ジツギョウノニホンシャ ）

味わい深い一編の小説と一杯のコーヒー

今号６月号の新連載は永瀬隼介氏の長編探偵小説『天涯の蒼』です。読み切り短編は津本陽氏の時代小説および東川篤哉氏の本格推理。さらに柳広司氏の隔号連載『ギリシア物語』も好調、東野圭吾氏の『おっさんスノーボーダー』、今回は小説で登場です。連載陣では、おなじみ浅見光彦が名推理を展開する内田康夫氏『十三の冥府』、西村京太郎氏の十津川警部トラベルミステリー、花村萬月氏のロードノベル、菊地秀行氏の魔界都市シリーズ、本格推理の貫井徳郎氏、東郷隆、童門冬二各氏の時代小説、川上健一氏の青春小説、神崎京介氏の情愛小説です。赤川次郎氏の短期集中連載は最終回となります。北杜夫、宮沢章夫各氏の連載エッセイ、枡野浩一、八二一、両氏のグラビアコラボレーションも人気です。「Ｊ－ｎｏｖｅｌ」と小社ホームページ上でもご愛読いただいた泉麻人氏の『「お約束（マナー）」考現学』は今回をもって最終回です。