「月刊J-novel2011年3月号」書影

月刊J-novel2011年3月号

実業之日本社 (ジツギョウノニホンシャ )

A5判

2011年02月15日発売

価格 576円(税込)

雑誌コード 05103-0300-11

在庫なし

生まれたての物語をあなたに

本格ミステリーに春いちばんの風が吹く!
今号のジェイ・ノベルは、本格ミステリー特集です。『謎解きはディナーのあとで』がベストセラーになっている東川篤哉氏のインタビューを掲載。当社から二月に刊行される新刊『放課後はミステリーとともに』に込めた思いを縦横に語ります。作品集『こめぐら』『なぎなた』が話題の倉知淳氏の最新短編は「変奏曲・ABCの殺人」。絶好調連載中の二階堂黎人氏の「東尋坊マジック」はいよいよ佳境を迎えます。今月も必読の連作読み切り短編は、真藤順丈氏の映画制作スタッフシリーズ「映像特典」、東郷隆氏の歴史小説「初陣物語――下総国府台合戦」の二作。

連載小説は以下の強力ラインナップです。岩井三四二氏の戦国女城主物語「霧の城」、江上剛氏の企業小説「スクラム!」、香納諒一氏の社会派サスペンス「レミングの荒野」、小手鞠るい氏の現代小説「あなたにつながる記憶のすべて」、今野敏氏の任侠シリーズ「任侠病院」、小路幸也氏の青春小説「coffee blues」、中村彰彦氏の真田三代風雲録「信長の幽霊」、葉室麟氏の平安戦記エンターテインメント「刀伊入寇」、福田和代氏の病院経営青春小説「ヒポクラテスのため息」、宮木あや子氏の爆笑乙女ノベル「学園大奥」。

「私のたからもの」は、三浦しをん氏が登場です。連載エッセイの北杜夫氏「マンボウ夢草紙」、佐藤和歌子氏の「駅をめぐる風」、出久根達郎氏の「今月号の旧刊誌」、津村記久子氏の「枕元の本棚」も快調です。新鋭作家が登場するエッセイ「オン・ステージ」(伊与原新、船曳由美両氏)、書評ページJ’s Book Bar(三橋曉、藤田香織、香山二三郎、文教堂書店浜松町店・中野博之各氏)など読み応えたっぷりです。