月刊美術2002年9月号

実業之日本社　（ジツギョウノニホンシャ ）

鑑賞とコレクションのための最新美術情報誌

【特集】
秋はやっぱり美術館
――新設美術館で見る名品、逸品、あの話題作

こんな時代にあっても、いやこんな時代だからこそ、美に触れたい、癒されたいと思うのが人情。全国で次々と新設される美術館は、公立の大型美術館、個人コレクションを発展させた美術館、地元の作家を顕彰した美術館…その規模も性格も実にさまざま。
奈良の万葉文化館、滋賀のミホ・ミュージアム、諏訪の原田泰治美術館など、中でもちょっと個性的で、いつもと違う気分で鑑賞できる施設に焦点をあて、それぞれの美術館の目玉作品、イチオシ作品を詳細に解説。あなたの見たかったあの名品との、あるいは思わずビックリの逸品との出会いがそこにあるかも。

【話題】
トルシエの作戦図に220万円/ たけしさんも審査員－日本アートアカデミー賞/ ルーベンス90億円

【展覧会】
日常のかたち－島田章三/ リズムと形態－島田鮎子/ 宮廻正明回顧展/ 宮いつき新作展/ 大村コレクションにみる女子美卒業生展

【新着】
千住博－新技法による新作版画発表

【連載】
秋山庄太郎「現代日本の作家たち」＝森脇正人
福富太郎の美女酔夢譚

【今月の作家・この作品】
湯本達郎