株価予報2003年新春号

竹内一監修（タケウチ ハジメ）

チャートによる株価診断

現在、平均株価は８３００円前後とバブル崩壊後の安値を更新中だ。自分が保有している株は今後、どうなるのか？　多くの投資家が不安を抱いている。そこで、著者の竹内一先生が、チャート分析でもっとも信頼性の高い一目均衡表を用いて東証・大証１部に上場している１３６７銘柄について「売りか？　持続か？　買いか？」をズバリ診断した。この結果、今回は残念ながら活況・利食い売り銘柄はゼロだったが、押し目買い銘柄は11銘柄、長期持続は28銘柄、戻り売り銘柄は48銘柄、当分調整銘柄は１２７９銘柄となった。一方、全体相場は「いぜん軟調に推移する公算」が強く「戻りは機敏な対応で」と判断している。新規に株式投資を考えている投資家に対しても貴重な情報提供となる。