株価予報2002年新春号

竹内一監修（タケウチ ハジメ）

チャートによる株価診断

上場廃止などがあったため、1365銘柄の診断となりました。今号の特長は、やはり、慎重な相場見通しといえるでしょう。本誌発売日時点で１万円台を維持していれば２月高へ向かう公算が大きく、そして２月の位置次第では６月高値へ延長の可能性もあるが、しかし、深く割っていれば、さらに安値への警戒が必要、としています。いずれにしろ、２月中旬はきわめて重要で、この時期が当面の分岐点になる、という予想です。個別銘柄の判断でも、「当分調整」の銘柄が1121銘柄と圧倒的に多く、目先、買える銘柄でも、戻り値は一瞬にして消えるおそれがあるだけに、引き続き、慎重な投資姿勢をおすすめしています。