オンデマンド復刊の方法について
このプロジェクトでは、以下の手順でオンデマンド出版による復刊を行います。
ご希望の方は、よくお読みのうえお申込みください。
【オンデマンド出版とは?】
通常の書籍は印刷機で大量の部数を一気に作るのに対し、オンデマンド方式では専用のプリンターに出版用データを送って1部ずつ印刷・製本します。なお、出版用データがない古い本については、原本をコピーまたはスキャンして書籍データを作成します。
今回、オンデマンド復刊は2通りの方法で行います。
① 高額でもいいので、なるべく早く入手したい場合 = オーダーメイド版
② 時間はかかるが、希望者が300名に達したら安価に復刊する場合 = 特別復刊
- 1)下の「総出版目録から検索する」という検索窓に、タイトル、シリーズ名、著者名、発行年(4桁の半角数字で)などを入力してください。
- 2)検索結果の画面右側にある「興味あり」のボタンを押していただくと、詳細情報の画面が表示されます。なお、検索結果の中央に表示される「国立国会図書館(書誌情報)」と書かれたボタンは、国立国会図書館の書誌情報ページにリンクしています。また、一部の古い書籍では「国立国会図書館(デジタル)」と書かれたボタンが表示されます。これは、すでに著作権が切れた書籍をWEB上で閲覧できる「国立国会図書館デジタルコレクション」にリンクしていますので、すぐに読書を楽しむことができます。
- 3)当社が販売継続中のものは「この商品は書店・ネット書店でお求めになれます」という画面になります。「詳細を見る」のボタンを押していただくと、「実業之日本社公式ホームページ」の商品紹介ページに移りますので、現在も当社から入手可能なものは、最寄りの書店にご注文いただくか、リンク先の書店をご選択いただき、ご注文ください。なお、検索いただいた時点で品切れとなっている場合もございますので、ご注意ください。
- 4)当社での販売が終了しているもの(絶版のもの)は「オンデマンド復刊のリクエストをお受けしております」という画面になります。①のオーダーメイド版をご希望の方は左側の「オーダーメイド版 ご相談フォームへ」のボタンを、②の特別復刊をご希望の場合は「特別復刊 決定お知らせメール 登録フォームへ」のボタンをクリックしてください。それぞれ、ご記入いただく内容が異なりますので、ご注意ください。
- 5)①の オーダーメイド版については、皆様からのご注文を受けてから10営業日(土日・祝日・年末年始休暇を除いた日)以内に、見積価格のご連絡をいたします。納期と代金の目安については、下記をご参照ください。
A 許諾済みまたは不要、データあり
納 期 1ヵ月 代金の目安 5,000円+1ページあたり10円 B 許諾確認作業が必要、データあり
納 期 2ヵ月 代金の目安 10,000円+1ページあたり10円 C 許諾済みまたは不要、データなし
納 期 2ヵ月 代金の目安 5,000円+1ページあたり20円 D 許諾確認作業が必要、データなし
納 期 3ヵ月 代金の目安 10,000円+1ページあたり20円 - 6)特別復刊は、リクエストが300名以上に達した場合のみ、復刊の手続きを開始します。リクエスト状況は、このホームページで確認することができます。復刊が決まった場合は、ご登録いただいたメールアドレスにご連絡いたしますが、規定数に達しなかった場合や著者の許諾が得られなかった場合、他社からすでに刊行されている場合はご連絡をいたしませんので、ご注意ください。
- 7)オンデマンド復刊は、以下の点にご了承いただける方のみご注文ください。
- ・当社がご注文をいったんお受けしても、著作権者が不明の場合、または著作権者が復刊を許諾しなかった場合は、販売することができません。
- ・用紙や印刷方法に一定の制約がありますので、オリジナルの本と体裁は異なります。
- ・著者から許諾を得る際のコストの一部をご負担いただいております。そのため、いったん許諾を得られた本は、販売価格が下がることがあります。
その他、オンデマンド復刊のお問い合わせは、下記からフォームよりご連絡ください。お電話でのご注文やお問い合わせには応じられませんので、ご了承ください。
実業之日本社の歴史
実業之日本社の歴史は、1897(明治30)年6月10日、『実業之日本』の創刊をもって始まります。
創業後まもなく書籍の刊行も開始するいっぽう、1906(明治39)年から08年にかけては『婦人世界』と『日本少年』『幼年の友』『少女の友』を相次いで創刊。また1909(明治42)年には新渡戸稲造を小社の編集顧問に迎え、大正期に「実業之日本社の五大雑誌」は多くの読者を獲得しました。
1923 (大正12) 年の関東大震災で大きな打撃を受けますが、昭和10年代には『少女の友』が中原淳一を表紙に起用したことで熱狂的な読者を獲得し、1937(昭和12)年創刊の『新女苑』とあわせて若い女性に人気を博します。
戦中戦後の混乱期にも、太宰治の『桜桃』、本多静六の『私の財産告白』をはじめとするいまなお読み継がれる書籍を刊行。昭和30年代には「進路指導用テキスト」、『週刊漫画サンデー』、「ブルーガイドブックス」、「実日新書」、昭和40年代には『週刊小説』、昭和50年代には『My Birthday』など、今日の出版活動の根幹となる雑誌・書籍が次々と生まれ、総合出版社としてその地歩を固めます。
現在は、ゴルフ誌『Waggle(ワッグル)』、キャンプ誌『GARVY(ガルヴィ)』、美術誌『月刊美術』などの定期雑誌、「実業之日本社文庫」、「じっぴコンパクト新書」のほか、学芸、経済・ビジネス、趣味実用・エンターテイメント、文芸、児童、ガイドブック、教育図書などさまざまなジャンルの書籍・ムックを刊行し、コンテンツビジネスにも注力しています。
2015年12月には、株式会社フィスコとの業務提携契約を締結して、「創業120年のベンチャー企業」として、新たな出版ビジネスモデルの創出にチャレンジします。