2018年9月13日（木）～10月31日（水）の期間で実施された「終電エピソード大賞」。終電界の代表作家によるコラボだけあり大いににぎわい、多数のご応募をいただきました！　このたび両氏を交えた白熱の議論の結果、大賞・藤本賞・阿川賞が決定しました！

＞＞特設公式サイトはこちらをチェック＜＜

コラボが生んだ『終電の神様』公式キャラクター　神ちゃん!!　（ｃ）藤本正二／講談社

モーニング2019年7号（1月17日発売号）にて漫画化決定！

藤本正二氏コメント

乗ったことのある方なら分かると思いますが、終電ってとにかく色々な人が乗っていて、くたびれたOLから泣いているおじさんまで様々です。でも、子供が一人で乗るのを見ることは(当然ながら)滅多にありません。この小さな子供と、子供と接するグラタンちゃんさんに何が起きたのか気になって夢中になって読んでしまい、そして見事に感動させていただきました。文句なしだと思います。

阿川大樹氏コメント

上野発の高崎線で隣に乗り合わせた男の子は一人でした。彼はドアが閉まると顔を手で覆って泣き出してしまう。終電に子どもが一人で乗っているだけでふつうではありません。しかも泣いている。どうしたのだろう。なんとかしてあげたい――…。上野から終点の高崎までの２時間。少年とその家族の肖像が浮かび上がっていきます。もしも迷いの多い人生を送っていたとしても、小さなきっかけで人は自然に優しくなれるのかもしれません。

賞品：応募エピソードの漫画化／両氏のサイン入り複製原画／図書カード5,000円分
※漫画化について：グラタンちゃんさんのエピソードをもとに、阿川大樹氏が原作を、藤本正二氏が漫画を担当し、『終電ちゃん』のスピンオフ作品として漫画化します。2019年夏ごろ発売予定のコミックスにも収録予定です。

藤本正二氏コメント

仕事がいち段落して、終電に揺られ立ったまま寝ていたら、会社に鍵を忘れたことに気付く。すぐに逆方向の電車に乗り込むと、それもまた終電！ そして仕事場に戻ったときには次の作業が待っていた…という。帰りの終電に乗ったときの安堵感と、仕事場に引き返しているときの悲壮感が対照的で、トホホな気持ちが想像できて思わず顔が緩みました。こんなことあるんですね。しっかりオチもついていて良かったです。

賞品：藤本氏サイン入り色紙／図書カード3,000円分

阿川大樹氏コメント

終電に駆け込んで「間に合った！」とほっと一安心。つり革につかまってふと前をみると、網棚の上に気持ちよさそうに熟睡している中年男性がいるのを発見してしまったと……。ずいぶんと不思議な光景ではないですか。その男は、いったいどうやってそこへ登ったのか。その時、周囲の乗客たちはどうしていたのだろう。いや、「彼」の姿が見えるのは自分だけで、本当はそこには誰もいないのではないか。無限の想像が膨らみます。

賞品：阿川氏サイン入り色紙／図書カード3,000円分

島田大井川、黄BUN８、ザキ、さごじょう、ザキ、みっつん、黒髪ちゃん、周回遅れ、木立慈雨、安馬卓夫、むつのかみよしゆき、セコ太郎、日比野ユキ、むぎほっぷ、ゆみ、井の頭ちゃん、砂境ハル、あんげ、神田 有、益田ルナ、マサ、メタビー、海外で頑張る美容師、古橋まちこ、あんじゃいくん、あられちゃん、水曜、グラタンちゃん、きくこ、いなやま、まっち、ヨッシ－・コウチャン、ぴーと、ツナマヨ、ねこみゃあ、そねだいき、バッカス、キェルケゴ、猫の助猫太郎、南よういち、みずのゆき｜GLOBIS CAPITAL PARTNERS、安倍川餅、JPFRS、なかのひと、ロン先生、多崎 ろぜ、いかせんのハヤシ、バニー@Captain・bookseller、たかあき＠駅メモ旅日記、まこ
※ペンネームでご応募くださった方のみ掲載させていただきました。
※応募者全員のなかから抽選で10名様に、オリジナルパスケースをプレゼントいたします。
※当選者の発表は、賞品の発送をもってかえさせていただきます。

●問い合わせ事務局

実業之日本社・文芸出版部　03－6809－0473
講談社・モーニング編集部　03－3945－9155