桜の下で待っている
彩瀬まる著(アヤセ マル)
A6(文庫)判 256ページ
2018年01月23日発売
価格 652円(税込)
ISBN 978-4-408-55402-0
在庫あり
面倒だけれど愛おしい――
面倒だけれど愛おしい――
「ふるさと」をめぐる感動の物語
郡山、仙台、花巻……桜前線が日本列島を北上する4月、
新幹線で北へ向かう男女5人それぞれの行く先で待つものは――。
実家との確執、地元への愛着、生をつなぐこと、喪うこと……
複雑にからまり揺れる想いと、ふるさとでの出会いをあざやかな筆致で描く。
注目の気鋭作家が丁寧に紡いだ、
心のひだの奥底まで沁みこんでくる「はじまり」の物語。
解説/瀧井朝世