決戦! 大坂の陣
司馬遼太郎著(シバ リョウタロウ)
松本清張著(マツモト セイチョウ)
A6判 528ページ
2014年06月05日発売
価格 815円(税込)
ISBN 978-4-408-55177-7
在庫あり
大坂の陣400年記念 特別編集
2016年NHK大河ドラマ、舞台は大坂城「真田丸」。豊臣×徳川、最後の大合戦が明らかになる。なぜ武将たちは、死を賭して戦ったのか? 大坂城炎上、本当の理由とは? 豊臣秀吉が築城、絢爛を極めた大坂城を舞台にした、豊臣家と徳川家の最終決戦が大坂冬の陣(1614年)、夏の陣(1615年)。あれから400年……。名将たちは何を思い戦い、散ったのか。徳川家康、豊臣秀頼、真田幸村、長曾我部盛親、木村重成など男たちの決断。淀、寧々など女たちのドラマ。最前線で戦った英雄を主人公にした歴史小説から、伝奇的な手法を用いた時代小説、さらにSFとしてアプローチした異色作まで、大坂の陣を題材とした傑作を10編セレクト。山田風太郎、中山義秀、東秀紀、司馬遼太郎、火坂雅志、滝口康彦、安部龍太郎、池波正太郎、松本清張、小松左京、超豪華作家陣による「文庫オリジナル歴史・時代小説集」。これを読まずして、戦国時代は語れない。[解説/ 末國善己]
■山田風太郎「幻妖桐の葉おとし」
■中山義秀「風に吹かれる裸木」
■東秀紀「長曽我部盛親」
■司馬遼太郎「若江堤の霧」
■火坂雅志「老将」
■滝口康彦「旗は六連銭」
■安部龍太郎「大坂落城」
■池波正太郎「やぶれ弥五兵衛」
■松本清張「秀頼走路」
■小松左京「大坂夢の陣」