幕末愚連隊
幡大介著(バン ダイスケ)
四六判 376ページ
2015年01月08日発売
価格 1,870円(税込)
ISBN 978-4-408-53662-0
在庫なし
戊辰戦争を泥だらけで走り抜けた、男たちの大群像劇。
歴史時代小説の暴れん坊、渾身書き下ろし!
伊東潤氏(作家)推薦!!
「問答無用の痛快小説。今まで誰も読んだことのない、ならず者たちの幕末」
慶応四年、幕府と新政府の戦いが激しさを増すなか、職をなくした男たちは、幕府の徴募に応じ、陸軍歩兵隊に入る。入隊したのは相撲取り、火消、ヤクザなど、ならず者ばかり。しかし、徳川慶喜が降伏に決したため、後ろ盾をなくした歩兵隊は、江戸から脱走、衝鋒隊を結成。下野、会津、越後、信濃と、各々の思いを抱き、戦場を流浪する。河井継之助、勝海舟、山県有朋らを巻き込んだ激闘の行方は!? 幕末の大失業時代に、戦いに明け暮れた雑草たちの真実。
■序 章
■第一章 帰ってきた豹
■第二章 歩兵隊、脱走す
■第三章 関八州の擾乱
■第四章 梁田戦争
■第五章 衝鋒隊、越後へ
■第六章 戦乱の日々
■第七章 長岡戦線
■第八章 戦いの終わり
■終 章