月刊J-novel2015年2月号
実業之日本社編(ジツギョウノニホンシャ )
A5判
2015年01月15日発売
価格 560円(税込)
雑誌コード 05103-0200-15
在庫なし
挑戦する文芸誌
今号から森沢明夫氏の新連載「たまちゃんのお使い便」がスタート! 小説『虹の岬の喫茶店』が映画化で大ヒット、エッセイ、ノンフィクションに絵本、と幅広い活躍で人気の著者によるお仕事×青春小説です。平谷美樹氏の好評シリーズ「蘭学探偵 岩永淳庵」が帰ってきました! 淳庵の名推理にご注目ください。1月の発売に際して、幡大介氏の書き下ろし『幕末愚連隊』と、乾ルカ氏『森に願いを』の刊行に寄せたエッセイをそれぞれご寄稿いただきました。
今号で最終回を迎えた熊谷達也氏『ティーンズ・エッジ・ロックンロール』は初夏頃、七尾与史氏『表参道・リドルデンタルクリニック』は7月頃、それぞれ単行本化の予定です。また彩瀬まる氏のシリーズ「春をわたる列車に乗って」は、書き下ろしのパートを加え、『桜の下で待っている』というタイトルで3月に刊行予定です。どうぞご期待ください。
充実の連載小説は、あさのあつこ氏の江戸深川職人物語「風を繍う」、安達瑶氏の官能ミステリー「復讐はおれの手で」、伊吹有喜氏の戦中青春小説「彼方の友へ」、草凪優氏の恋愛×犯罪サスペンス「黒闇」、鯨統一郎氏の歴女学者探偵・千姫幻想殺人紀行「熊本城殺人紀行」、花房観音氏の性愛サスペンス「好色入道」、葉室麟氏の傑作時代小説「草雲雀」、山本幸久氏のユーモア小説「天晴れアヒルバス」、いずれも好調です! 強力シリーズの蒼井上鷹氏の喫茶店<フラット&シャープ>のペット事件簿「ハトは平和のシンボル?」、春口裕子氏がママ友の憂鬱を描く「難転」いずれも必読の展開です。
連載エッセイ伊東潤氏「敗者烈伝」、津村記久子氏「枕元の本棚」、今号も好調です! 年齢をめぐるリレーエッセイ「AgeX」は藤田宜永氏、物語にまつわる“はじめて”をつづる「はじめての<物語>」は角幡唯介氏、自由なテーマでベスト3を語る「私の○○ベスト3」は南綾子氏、ふるさとへの思いを綴る「ホーム home」は下村敦史氏、気鋭の作家によるエッセイ「オン・ステージ」には池田久輝氏、藤崎翔氏が登場です。書評ページJ’s Book Bar(石井千湖氏、北上次郎氏、縄田一男氏、大矢博子氏、三省堂書店有楽町店 水口由紀氏)など読み応えたっぷりです。